昨日は、暑かったですね。
この時期、晴れた日と雨の日の気温の差は、
かなりありますね。
成年後見等の申立時の添付書類の話ですが、
本人の戸籍謄本等を添付するのですが、
職務請求といって、依頼を受けた司法書士が
委任状なしで、取ることができます。(特別の申請書を使います。)
それで、親族の戸籍は取ることができるのかということが、
勉強会で、問題となりました。
親族からは、申立時に
申立てについての同意書をもらうことになっており、
また親族の関係図を付けたりします。
そこで、より正確に調べるためには、戸籍をたどっていくことが
必要でなないかということなのですが、
勉強会では、厳密には、職務請求で取らない方がいいという話になりました。
司法書士としては、相続登記のときは、非常にきっちり調べるので、
違和感があるのですが、
最近は、市町村でも、個人情報開示について厳しい対応をしており、
家庭裁判所も、そこまで厳密に調べることは要求していないのではないか
という話でした。
そうすると、親族の情報については、
申立人等から聞くしかないことになりますが、
聞き取りから漏れた親族に、後から後見の
申立てに反対と言われれも・・・・・、
ということになりまねませんので、
反対の意見を述べる司法書士もいました。
しかし、世の中の流れとして、そういった情報は
出来るだけ、開示しない方向になってきているので、
あわせていくしかないですね。